南インド研修旅行⑦
公開日:
:
最終更新日:2018/12/12
称名寺の日々
久しぶりの更新です。
インド周遊記が書き終えずの状態です・・・・書かなくては。
昼食後、マハーバリプラムというかつての港湾都市ぼ場所へ移動しましました。
まずは、「アルジュナの苦行」を見学しました。
「アルジュナの苦行」とは大きな岩に刻まれた彫刻群で、ここに刻まれているのは「ガンガー降下」という場面です。
これは修行者バギーラタが厳しい苦行を行い、それを見たシヴァ神は心を動かしガンガーという川を地上へ落としたという場面です。
ちなみにガンガーとはガンジス川のことです。
彫刻には無数の様々な動物達が掘られており、苦行しているバギーラタをまねて修行する猫も描かれたりとユニークな彫刻も見られます。
七世紀に作れたとされ1300年経過していてますが、どの彫刻にも写実性と躍動感がありました。
次に「クリシュナのバターボール」を見学しました。
「クリシュナのバターボール」とは、バターボールをナイフで切ったような形をした大きな岩が、
丘の中腹に今にも転がり落ちそうな絶妙なバランスで止まっています。
クリシュナという神様がバターボールが好きで、食べてたバターボールが飛んできてこの岩になったと伝えられてます。
見学して思ったのが、ほんとにデカかったです。
10メートルくらいあるのではないでしょうか。
そして、転がり落ちそうな感じですが岩を押したりしてもビクともしません。
まぁ、押して落ちてしまったら歴史的大惨事ですが・・・。
最後に「海岸寺院」を見学しました。
この「「海岸寺院」は世界遺産に登録されています。その名の通り、海岸に建てられている海岸寺院で建立されれたのは7世紀末から8世紀にかけてだそうです。
ここ周辺にかつては7カ寺あったそうですが、現存しているのはこの「海岸寺院」のみだそうです。
シヴァ神を祀る寺院なので、シヴァ神の彫刻の他に横たわるヴィシュヌ神の彫刻もありました。
長年の風化により彫刻等が丸くなっていました。
しばらく見学した後にバスに乗り込みホテルへと向かいました。
夕食後、ホテルの隣の会場が騒がしかったのでガイドに尋ねますと隣で結婚式が開かれているとの事です。
見学できるとの事だったので、若手メンバーで突撃しました。
会場には警備員がいましたが、入ってもいいかと尋ねるとあっさりとOKしてくれました。
いやーすごいです。。。
インド映画とかで結婚式は派手なのは観てましたが、そのまんまです。
会場中庭ではドローンが飛んでおり、場内はインド音楽爆音で鳴り響きとにかく派手でした。
どうも3組合同で結婚式を行っているそうです。
入口付近にいたに2組のカップルのうち一組目の新郎が流暢な日本語で話掛けてくれました。
話を聞くと彼は歯医者さんで、昔日本の大学で学んでおり九州の小倉に住んでいたそうです。
まさか、インドに来て小倉を聞くとは思いもしませんでした。
貴重な体験もでき、新郎新婦にお祝いの言葉を述べてこの日は終わりました。
続く・・・。
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