南インド研修旅行⑥
公開日:
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最終更新日:2018/12/12
称名寺の日々
ホテル近くのレストランで食事をとりまして、
その日は博物館とマリーナビーチ近くにあるサン・トメ聖堂を見学しました。十二使徒のひとりである、トマスがインドに赴いて布教していたが、チェンナイで亡くなりトマスの墓所があったところに建てられた聖堂です。
壮大なキリスト教の教会で現地のキリスト教徒が多くいました。
インドに来て思ったことは意外とキリスト教徒といったヒンドゥー教ではない他宗教を信仰している人も多いと感じました。
サン・トマ聖堂見学後、博物館へと向かいました。博物館は写真を禁じられているので撮れませんでしたが、仏教美術や彫像、彫刻など大変貴重なものを拝見できました。
また、ヒンドゥー教の神様であるシヴァ神の踊りを表したナタラージャ像も拝見できました。
その後、ホテルへと戻り食事をして、その日は就寝しました。
しばらく、長時間の移動の為朝とてつもない時間に起きていましたが、
3月6日のこの日は7時起床とゆっくりと寝れました。
その後、皆で朝食をとりまして8時30分にバスで今日の目的地に出発しました。
まずは達磨大師(中国禅宗の開祖)の生まれた地カンチープラムへ参拝に向かいました。
達磨大師は南インド香至王の王子とされているが、住んでいたとこ等詳しくはまだ分かっていません。
なので、エーカンバラナータル寺院、カイラーサナータ寺院、海岸寺院、5つの石彫り寺院といったヒンドゥー教寺院を参拝しました。
まずは、エーカンバラナータル寺院です。
エーカンバラナータル寺院はカンチープラム最大の寺院でシヴァ神を祀っています。
まず、目に着いたのが大きな門です。日本の様な作りではなくどちらかというと塔に近い感じでした。
その門前で露店商達が待ち構えていたかのように怒涛の接客で我々一行に寄って来て話し掛けてきます。
私は現地の皮サンダルが欲しかったのですが、露店で売られてた皮サンダルは見るからに怪しかったので、
頑なに断りました。
そして、商人を振り切って門をくぐりました。寺院では基本裸足なので境内地では履物を脱ぎます。
寺院へと入ると全て石造りで想像していたよりも神秘的でした。
言葉では表せないので写真をご覧ください。
寺院内に各神様が祀られている場所があり、そこにヒンドゥーのお坊さんがいます。
お布施を払い参拝すると額に白い点を付けていただき、花輪を首に掛けてくれました。
ヒンドゥー教ではそのマンゴーの木の下でシヴァとパールヴァティーが結婚したという伝説があります。
そして、伝説通りに寺院中央にはマンゴーの木が生えていました。
参拝が終わりまして、露店商の制止を振り切りバスに乗り込みカイラーサナータ寺院と5つの石彫り寺院へと向かいました。
カイラーサナータ寺院といってエローラ石窟寺院と思われるが、それとは違います。
規模は小さいがここも多くのレリーフで飾られた立派な寺院でした。
次にマハーバリプラムへと移動して5つの石彫り寺院へと向かいました。
5つの石彫り寺院はエーカンバラナータル寺院とは違い砂地にある小さな寺院でした。
しかし、岩から掘り出した彫像や壁に掘られたレリーフは大変美しいものです。
時間はお昼近くとなり太陽が照りつけます。
日本と比べ湿気はありませんが、半端ない程日差しが強いです。
休憩をとりつつ次へと移動しました・・・。
続く。
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