*

南インド研修旅行⑨

公開日: : 最終更新日:2018/12/12 副住職のつぶやき

とうとう一年を過ぎてしまいましたが、旅行記も終わりに近づいてます・・・。

平成27年3月8日
この日も早朝から出発してバスでインド最南端のカンニャクマリへと向かいます。
この弾丸研修旅行もだいぶ慣れてきました。

しばらく車内で仮眠をとり、お昼前にカンニャクマリへと到着しました。
外の景色をみてびっくり。
町並みや景色がキレイ!
どこか南国の雰囲気が漂うところです。
IMG_0860
聞くとこによるとここはリゾート地らしく周りも整備されているそうです。
また、アラビア海、ベンガル湾、インド洋が重なり合うヒンドゥー教では聖なる場所です。
ホテルにチェックインした後、インド最南端のコモリン岬へと向かいました。
そこでは船に乗って19世紀末に活躍したヒンズー教の宗教改革者ヴィヴェーカーナンダが瞑想した場所へと向かいました。
IMG_0863
いくらリゾート地とはいえやはりインドで船へと乗り込む時に地べたに救命胴着が山積みに積んであり、それを拾い持ってから乗船しました。
ここでもインドらしさは変わりません。
IMG_0864
船が到着すると多くのインド人観光客が見学しておりました。
ガイドさんからヴィヴェーカーナンダの功績を話していただき、彼が世界宗教会議でヒンドゥー教を世に知らせたと説明を受けました。
そして、後にヴィヴェーカーナンダの功績を称え記念堂を建てたそうです。
IMG_0874

IMG_0869
やはりインドはスケールがでかいです。

そして、記念堂を観終わった後に岬に戻りましてガンジー記念館へ見学しました。
ここは、ガンジー記念館の一つでガンジーの遺灰をしばらく安置していた場所だそうです。
IMG_0878
建物も小さく中はガンジーの生涯と写真が飾られておりました。
案内人の話を聞き終えた後、
ガンジーの遺灰を安置していた部屋でお経を唱えました。
珍しいのかインド人観光客が珍しそうに見ていました。
IMG_0882

見学が終わった後にホテルへと戻りました。
そして、日没近くにまた岬へと向かいました。
本日のメインでありますカンニャクマリでの日没です。

仏教ではインド南島の海上に観音菩薩が住んでいる山があり、そこが補陀落浄土あるとされています。
つまり、インド最南端で海の先にある日の沈む場所に補陀落浄土があるのです。

最南端海岸へと着くと多くの人が日を沈むのを待っていました。
そして、しばらく待っていると歓声とともに日が沈んできました。

その光景は表現しがたく、
仏教僧侶としてだけではなく、その神々しい景色はただただ感動しました。
IMG_0890
日が沈むまで皆静かに佇んでいました。。。

続く。

関連記事

岩手沿岸。

更新が遅くなりました・・・。 自分のせいでしばらくブログを書くことができない状態でした。。。

記事を読む

コンサート

先月の16日に菅野祐悟さんのコンサートに行ってきました。 菅野祐悟さんって?と思う人がいる

記事を読む

no image

久々の更新

久々の更新です。 ブログの調子が悪くて更新ができずにいました・・・。 何とか更新できるように

記事を読む

2019年7月23日地蔵縁日祈願法要

長い梅雨が続いております。 七月に入り各お寺さんが一年で一番忙しい季節となりました。 称名寺

記事を読む

初雪

本日は朝から本当に寒く、初雪が降りました。 境内も雪模様になっていました。 ただ、積もる

記事を読む

no image

メガネ日和

    12月16日に新しいメガネを買いました。  

記事を読む

2020年6月、7月 地蔵縁日

更新が遅れてしまいました。 連日猛暑が続いております。 新型コロナウィルスが

記事を読む

諏訪・善光寺

今月の5日に研修会があり、諏訪と善光寺へと行きました。 善光寺へは行った事があるのですが、諏訪は初

記事を読む

春の御朱印

桜の花も散り始め、欅並木のケヤキも新緑が生えてきました。 さて、春の御朱印が完成しました。

記事を読む

十一月御朱印

すっかりと秋めいてまいりました。 日も短くなり、夕方になりましと寒くなります。 さて、お待た

記事を読む

no image
2025年5月23日の地蔵縁日祈願法要

2025年5月23日の地蔵縁日祈願法要ですが、 副住職が本山へ出張の

no image
2月の御朱印はお休みいたします。

寒い日が続いています、体調管理を大切にしたいです。 さて、ご連絡が遅

no image
1月の御朱印はお休みいたします。

あけましておめでとうございます。 昨年は多くの方に参拝していただき、

令和6年 12月御朱印対応日について

12月の季節の御朱印ですが、12月4日から始めます。 つきましては対

令和6年12月御朱印

あっという間に12月となりました。 今年は全体的に波乱の年だったなと

→もっと見る